
こんにちは!今日も「今日は何の日?」シリーズをお届けします。
5月26日はあまり知られていませんが、日本の放送史に残る画期的な出来事があった日なんです。それは**「日本初の実況中継」が行われた日**!
それでは、詳しく見ていきましょう。
目次
日本初の実況中継は相撲だった!?🧎♂️
1928年(昭和3年)5月26日、東京・両国国技館から大相撲の実況中継がラジオ放送で初めて行われました。
当時はまだテレビもなく、ラジオが唯一のリアルタイムメディア。中継されたのは、春場所の千秋楽(最終日)。その臨場感ある放送は人々の心をつかみ、日本のラジオ文化を大きく前進させたのです。
歴史的出来事を表でチェック✅
項目 | 内容 |
---|---|
日付 | 1928年5月26日 |
出来事 | 日本初のラジオ実況中継 |
中継内容 | 大相撲 春場所・千秋楽 |
中継場所 | 両国国技館(東京) |
放送局 | 東京放送局(現・NHK) |
意義 | リアルタイム報道の第一歩、スポーツ中継の礎に |
なぜ相撲だったの?⛩️
当時、相撲はすでに国民的な人気スポーツ。聴衆の関心も高く、初の実況対象としては理想的だったのです。また、音声だけでも勝負の様子がある程度伝わる点も選ばれた理由のひとつ。
この実況放送は大成功を収め、以後、野球・競馬・ニュース速報など、さまざまな実況の原型となっていきました。
ちょっと寄り道:当時のラジオ事情📡
1925年にラジオ放送が始まった当時、受信には「受信契約」と「高価な受信機」が必要でした。つまり、ラジオは富裕層のステータスでもあったんですね。
それが、こうした実況中継によって一般家庭にも徐々に広まっていくきっかけとなったのです。
最後にひとこと✍️
現代ではスポーツ観戦やニュースのライブ配信は当たり前。でも、その原点は96年前の今日にあった――と思うと、ちょっと感慨深いですよね。
今夜ラジオをつけて、当時に思いを馳せてみるのも面白いかも?