
車検は、公道を走る車にとって欠かせない手続きです。しかし、「うっかり車検が切れていた!」なんてケースもあるかもしれません。車検切れの車で走行すると、どんなリスクがあるのか?罰則はどれくらい重いのか?詳しく解説していきます。
目次
✅ 車検切れの車で走るとどうなる?
車検が切れた状態で車を運転すると、以下のようなリスクや罰則があります。
項目 | 内容 |
---|---|
道路交通法違反 | 車検切れの車を運転すると、道路交通法違反に該当します。 |
罰則(車検切れのみ) | 6か月以下の懲役または30万円以下の罰金、違反点数6点(即免停)。 |
罰則(無保険も同時) | 1年以下の懲役または50万円以下の罰金、違反点数12点(即免停+免許停止)。 |
自賠責保険の無効 | 車検が切れると自賠責保険も無効になり、事故を起こした際に補償が受けられません。 |
事故時の責任 | 自賠責が切れていると、事故の際に加害者が全額賠償する必要があります。 |
💡 車検切れ=「無保険車」となる可能性も! 車検の有効期限が切れると、自賠責保険も同時に失効することが多いため、二重の違反になるケースが多いです。
🚨 車検切れで事故を起こすとどうなる?
車検が切れた状態で事故を起こした場合、以下のようなリスクがあります。
- 自賠責保険が無効 → 被害者への賠償は全額自己負担
- 任意保険も支払われない可能性 → 保険会社によっては、車検切れの車では補償を受けられない場合あり
- 刑事責任が問われる → 重過失による事故の場合、さらに重い処罰を受ける可能性
つまり、車検切れの車で事故を起こすと、経済的にも法律的にも大きなリスクを背負うことになります。
🚗 車検が切れてしまったらどうする?
もし車検が切れてしまった場合、以下の方法で適切に対処しましょう。
1. 仮ナンバーを取得する
車検のない車は公道を走れませんが、「仮ナンバー」を役所で申請すれば、一時的に運転可能になります。
- 申請場所:市区町村役場
- 必要書類:車検証、自賠責保険の加入証明書
- 費用:数百円程度
2. レッカーサービスを利用する
仮ナンバーの取得が面倒な場合、レッカーサービスで車を車検場まで運んでもらうのも一つの方法です。
3. 出張車検を依頼する
車検を切らさないために、自宅で受けられる「出張車検」も検討すると良いでしょう。
📝 まとめ
車検が切れた車で運転することは、法律違反であり、大きなリスクを伴います。
✅ 車検切れの運転は違反点数6点&罰金30万円以下! ✅ 無保険だとさらに重い処罰(懲役1年or罰金50万円)! ✅ 事故を起こすと賠償は全額自己負担になる可能性!
車検は「うっかり忘れた!」では済まされません。定期的に車検の期限をチェックし、万が一切れてしまった場合は適切に対処しましょう!