
みなさん、こんにちは。
今日4月24日は、天文ファンやSF好きにはたまらない「宇宙に革命をもたらした日」でもあります。
1990年4月24日、アメリカのNASAが史上初の本格的な宇宙望遠鏡「ハッブル宇宙望遠鏡(HST)」をスペースシャトル・ディスカバリー号から打ち上げたのです!
目次
ハッブル宇宙望遠鏡とは?
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope) |
打ち上げ日 | 1990年4月24日 |
打ち上げ場所 | アメリカ・ケネディ宇宙センター |
打ち上げた機体 | スペースシャトル・ディスカバリー(STS-31) |
主な役割 | 宇宙からの観測で地球大気の影響を受けずに撮影可能 |
なんで「ハッブル」って名前なの?
「ハッブル」という名前は、20世紀初頭の天文学者エドウィン・ハッブルにちなんでいます。
彼は**「宇宙は膨張している」**という驚くべき理論を打ち立てた人物で、現代のビッグバン理論の基礎を築いた超重要人物です。
ハッブルが見せてくれた「宇宙の絶景」
ハッブル望遠鏡は、地球の上空約570kmを秒速約7.5kmで回りながら、数えきれない銀河・星雲・超新星などを観測してきました。
その中でも有名な一枚がこちら。
「ハッブル・ディープ・フィールド」
これは「空のどこにも星がなさそうな黒い部分」にカメラを数日間向けた結果、実はその中に数千個の銀河がひしめいていた…というとんでもない写真です。
ハッブルのすごさ、わかりやすく言うと…
地上望遠鏡 | ハッブル宇宙望遠鏡 |
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大気のゆらぎで画像がブレる | 大気の外なので超クリア! |
天候の影響を受ける | 常に観測可能(ただし光の範囲に制限あり) |
メンテナンスしやすい | 修理は宇宙飛行士が宇宙で作業…! |
まとめ:人類が宇宙を「見る」目を持った日
ハッブル宇宙望遠鏡の登場は、「宇宙観測の革命」と言われています。
今では次世代機「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が話題ですが、その道を開いたのがこのハッブル。
なんと**2025年現在でも稼働中(!)**というロングランぶりです。
今日の豆知識をひとつ:
ハッブル打ち上げから10年後、NASAはその画像を「誰でも無料で使ってOK」と公開し、研究者だけでなくアーティストや一般人の創作にも影響を与えることになりました。
宇宙って、やっぱロマンですね。
それではまた明日!