
こんにちは!
今日は5月13日。ちょっと地味に感じる日ですが、実はこの日は、現代の通信の在り方に影響を与えた**「ファクス戦争」**の火ぶたが切られた日なんです!
「ファクスなんてもう使ってないよ〜」と思ったそこのあなた!
この戦いがなければ、今の通信の自由もなかったかもしれません。ということで、5月13日のちょっとディープな歴史を5分でサクッと見ていきましょう。
目次
🗓️ 1985年5月13日:「ファクス戦争」がアメリカで勃発!
💥 きっかけは日本製ファクス機の普及
1980年代初頭、日本製のファクス機(特にNECやシャープ製)がアメリカ市場に急激に流入しました。性能が良くて安かったため、企業だけでなく個人にも一気に広まり始めたんです。
これに怒ったのが、アメリカのAT&T(米通信大手)やモトローラなどの通信機器メーカーたち。
「安価な日本製ファクスがアメリカ市場を破壊する!」と主張し、1985年5月13日、正式にアメリカ通商代表部(USTR)に対して提訴しました。
📊 ファクス戦争をざっくり解説(表でチェック!)
項目 | 内容 |
---|---|
戦いの開始日 | 1985年5月13日 |
主な争点 | 通信規格の違い、著作権、通信回線の使用ルール |
日本側メーカー | シャープ、NEC、キャノン など |
アメリカ側企業 | AT&T、モトローラ、GTE |
結果(1990年代) | 日本製ファクスが世界標準化 → アメリカも日本技術を採用へ |
今の影響 | 通信機器の相互接続性、通信の自由化、Wi-Fiやスマホにもつながる流れに |
🤔 なぜ「戦争」とまで呼ばれたの?
当時、通信機器は「国の安全保障」にも関わる重要な産業でした。だからこそ、日本の技術がアメリカ市場を席巻することに対し、政治的にも大きな問題となったのです。
この騒動をきっかけに、「国境を越えるテクノロジー」についての国際ルールが見直され始め、
のちのインターネット自由化やグローバル通信基準の策定に繋がっていきます。
✍️ まとめ:5月13日は「通信自由化」の種がまかれた日📡
今では当たり前のようにスマホやWi-Fiを使っていますが、
こうした技術の自由な発展の裏には、30年以上前のファクス戦争のような激しい国際的なやり取りがあったんですね。
5月13日は、ちょっと地味だけど、通信の自由に向けた一歩が始まった記念すべき日。
何気なく送っているLINEやメールも、昔の戦いの延長線上にあるのかも?✨
🧠 プチ豆知識:現代日本でもファクスは現役!?
驚くことに、日本の官公庁や医療機関では今でもファクスが現役。
理由は「セキュリティが高い」「習慣だから」など…レトロだけど根強い人気です(笑)
気になった人は、ぜひ家にある古いファクスを探してみてください📠
もしかすると、その機械が「通信の自由」を支えた名機かもしれません!