
こんにちは!今日は「5月15日」、日本の昭和史を語る上で欠かせない重大事件が起きた日です。
その名も「五・一五事件」。政治家が暗殺され、軍部が大暴れ!?
少しディープな話ですが、5分でサクッとわかるように解説します!
目次
🔍 五・一五事件とは?
項目 | 内容 |
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発生日 | 1932年5月15日 |
場所 | 東京(特に首相官邸) |
主犯 | 海軍青年将校+陸軍士官学校生徒ら |
被害者 | 犬養毅(いぬかいつよし)内閣総理大臣 |
動機 | 政治の腐敗、政党政治への反発、国家革新を目指す軍部の思想 |
結末 | 犬養首相が暗殺され、政党内閣は終焉、軍部の政治関与が進むことに… |
🤔 なぜそんな事件が起きたの?
1930年代の日本は、世界恐慌の影響で経済がボロボロ…💸
農村は飢え、都市では失業者があふれ、国民の不満は爆発寸前。
そんな中、「政治家は腐ってる!」と考える一部の軍人たちが動き出しました。
「昭和維新」と呼ばれる理想を掲げた彼らは、犬養首相を殺害し、国家の方向を変えようとしたのです。
🧨 事件のその後はどうなった?
五・一五事件の後、加害者たちは比較的軽い刑で済み、「恩赦」や「減刑」がなされました。
この「同情的な処分」が、逆に次なる軍部暴走(※二・二六事件など)を招く結果に…。
影響 | 内容 |
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政党内閣の終焉 | 軍部の圧力により政党が力を失い、以後は官僚や軍人中心の内閣へ |
軍部の増長 | 「力で変えられる」と学んだ一部軍人が、政治へ積極的に関与するように |
戦争への道 | 軍部主導の国家運営が進み、太平洋戦争へと突き進む時代へ |
✍️ ちょっと一言コラム:今に通じる「不満の爆発」
五・一五事件は、単なるテロ事件ではなく、「不満の声を誰がどう受け止めるか」が問われた歴史的なターニングポイントです。
今の世の中でも、同じように「誰かの暴走」を防ぐには、透明性ある政治と、声を届けられる仕組みが不可欠ですね。
🎯 まとめ
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1932年5月15日、首相が暗殺されるという前代未聞の事件が発生
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軍部の力が強まる転機となり、日本は戦争への道を歩み始める
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政治と社会の不満がリンクすることで、大きな事件につながることも…
📌 歴史は過去の話ではなく、未来へのヒント。
「今」と「昔」をつなげて考えることが、実は一番おもしろい歴史の楽しみ方です🔍✨
次回も「今日はなんの日?」で、面白ネタをお届けします!