毎年1月22日は「カレーの日」とされています。この日は、1982年に全国学校栄養士協議会と調理師協会が「学校給食のメニューにカレーを取り入れることで子どもたちにもっと楽しんでもらおう」という目的で定めた記念日です。それ以来、多くの学校給食でこの日にカレーが提供されるようになりました。カレーは子どもから大人まで幅広い世代に愛される国民食であり、今では家庭や外食でも欠かせないメニューの一つとなっています。
目次
カレーの歴史
カレーは元々インドを発祥とする料理ですが、日本には19世紀後半にイギリスを通じて伝わりました。当時、日本では西洋料理が広まり始めていた時期であり、カレーもその一部として受け入れられました。日本風のカレーライスは、小麦粉を使ってとろみをつけるスタイルが特徴で、これが日本独自の進化を遂げたポイントと言えます。昭和に入ると家庭用カレールウが普及し、手軽に作れる料理として定着しました。
学校給食とカレー
学校給食でカレーが提供されるようになったのは戦後のこと。栄養バランスが良く、子どもたちが好きな味付けであることから、定番メニューとして定着しました。また、カレーは地域や学校ごとに個性があり、「〇〇学校のカレーが美味しい」といった話題もよく耳にします。このようにカレーは、学校給食を通じて日本の食文化に根付いています。
カレーの日の楽しみ方
「カレーの日」を楽しむ方法はさまざまです。以下にいくつかのアイデアをご紹介します。
1. 家族でカレーを作る
カレーは具材を工夫することで様々な味わいが楽しめます。定番のじゃがいも、人参、玉ねぎに加え、季節の野菜やシーフードを取り入れてアレンジするのもおすすめです。
2. カレー専門店巡り
最近では、個性的なカレー専門店が増えています。スパイスを重視した本格的なインドカレーや、日本風のカレーライスを提供するお店を巡ってみるのも面白いです。
3. オリジナルカレーの開発
カレー粉やスパイスを自由に使って、自分だけのオリジナルカレーを作ってみてはいかがでしょうか?家族や友人を招いてカレー作りコンテストをするのも盛り上がります。
カレーの日を機にカレーの魅力を再発見
「カレーの日」は、日本人にとって馴染み深いカレーを改めて見直す良い機会です。普段何気なく食べているカレーも、歴史や文化を知るとさらに味わい深く感じられることでしょう。今年の1月22日は、ぜひカレーの日を楽しむためのプランを立ててみてください!