大予言から金融危機まで。「12月21日」に何があったのか?歴史の転換点をまとめてみた

こんにちは、るるです。
今日のテーマは「12月21日という日」。
単なる年末ではありますが、過去の12月21日には、世界規模の議論や社会不安、時代の転換点が実際に起こっています。

実はネット検索でも「12月21日」「12/21は何の日」は高い検索ボリュームをキープするワード。年末SEOにも強いテーマです。
今日はその理由と、ビジネスやコンテンツ作りに使える“ネタ源”として時事を整理します。

読み終えたとき、読者はこう思うはず。
「12月21日って、けっこうヤバい日じゃん。」

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■ 2012年12月21日「マヤ暦の予言」世界がざわついた日

まず象徴的なのがこれ。
2012年当時、ネットやテレビは「人類滅亡?」「アセンションが起きる?」で大騒ぎしていました。
マヤ文明が残した暦が「2012年12月21日で周期が終わる=世界の終わり」と解釈されたからです。

実際には何も起きませんでしたが、マーケットや心理には影響しました。

・終末本が売れた
・スピリチュアル界隈が盛り上がり
・YouTubeなど動画プラットフォームの拡散現象の先駆け
・「情報は踊らされる」という教訓

今でこそ笑い話ですが、当時は「不安」が価値を生むビジネスでした。
終末コンテンツは、アクセスを集める鉄板ジャンルです。


■ 1995年12月21日「日経平均が19,000円台に回復」

日本経済に目を向けると、1995年はバブル崩壊後の低迷期でしたが、12月21日には株価が19,000円台に乗せ、市場心理が改善したタイミングでした。

しかしこの後、再び下落を経験します。
つまり「期待が跳ね返る相場の典型」。

投資心理を表に簡単にまとめます。

日付 状況 心理
12/21 日経平均19,000円台回復 年末期待感
翌年 再度下落 期待が失望に転換
その後 低迷期長期化 投資マインド停滞

「年末は期待で買われ、年明けで売られる」
これは現在の投資心理にも通じます。


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■ 1988年12月21日「パンナム機爆破事件」

1988年12月21日、ロッカビーを襲った航空機爆破事件は、世界の保安政策を一変させました。

・国際テロの常態化
・空のセキュリティ強化
・保険料・運賃構造への影響
・国際関係への緊張拡大

今の空港検査は、この種の事件が積み上がった結果です。
旅が気軽になった現在も、歴史の裏側には血が流れています。


■ 2020年12月21日:コロナ禍での「ワクチン承認ラッシュ」

2020年12月はパンデミック下で世界が混乱。
21日前後には欧米でワクチン承認が進み、市場はリスク回避からリスク選好へ変化しました。

ここで確認できたのは次の構造です。

テーマ 補足
パンデミック 行動制限・景気縮小
ワクチン承認 株高・消費期待
分断拡大 反ワクチン vs 推進

医療・政治・経済がすべて繋がる日に、12月21日は節目を刻んだといえます。


■ 2022年12月21日:日銀YCC修正と円高ショック

直近の日本市場に大きな傷跡を残したのは2022年12月21日の出来事。
日銀が長期金利操作(YCC)を修正し、市場が「政策転換」と受け止めました。

結果は以下。

・ドル円が急落(円高方向)
・日経平均が急落
・国債市場が混乱

この日を境に、金融政策は「出口論」が表面化。
すべては流動性の時代が終わる合図でした。


■ 12月21日は「人間の恐怖と期待」が交錯する日

ここまで振り返ると、12月21日のストーリーには共通項があります。

・終末論(恐怖)
・市場期待(興奮)
・政策ショック(混乱)

つまり人間の心理が大きく揺れる日です。


■ なぜ12月は市場や社会が揺れるのか?

理由は3点あります。

  1. 年末の「バランスシート調整」

  2. 税制・政策の発表タイミング

  3. 消費心理が上振れ/下振れしやすい

12月は情報が「バイアス増幅」しやすい時期です。
SNSならなおさらです。


■ コンテンツ制作者の視点:12月21日はネタになる

ブロガー、とくにSEOで戦う人はチャンスです。
以下は狙えるテーマ例。

SEOテーマ キーワード候補
終末・陰謀関連 マヤ暦 2012、人類滅亡、アセンション
投資関連 年末株価、日銀YCC、為替
コロナ関連 ワクチン承認、パンデミック
歴史事件 航空テロ、セキュリティ強化

年末の「検索ニーズ」は実利的です。


■ 締め:12月21日は、時代の断面が現れる

12月21日は、偶然ではなく「人間の集団心理の出力点」です。
恐怖・期待・金・政策。
これらが交差するタイミングだからこそ、歴史に刻まれます。

今年の12月21日、あなたは何を感じますか?
ニュースを読む視点が変わるかもしれません。

それではまた次回。

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