地震が起きる仕組みをわかりやすく解説!

こんにちは!今日は、地震がどのようにして起きるのかを初心者の方にもわかりやすく解説していきます。日本は地震が多い国なので、知っておくと役立つことがたくさんあります。では、地震の仕組みを見ていきましょう!


目次

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地震は「地下のエネルギー放出」で起きる!

地震が発生する基本の仕組みは、地球の内部で蓄積されたエネルギーが突然解放されることです。このエネルギーが地表に伝わると、私たちが「揺れ」として感じるわけです。では、どのようにエネルギーがたまっていくのでしょうか?


地球の構造を簡単に知ろう

地球は、大きく分けて次の3つの層でできています。

  1. 地殻(ちかく):私たちが住んでいる地球の一番外側の部分。硬い岩石でできています。
  2. マントル:地殻の下にある層。非常に高温で、ゆっくりと動いています。
  3. 核(かく):地球の中心部分。金属でできていて、さらに高温です。

この中でも、地震が関係しているのは「地殻」やその下の「マントル」にあたる部分です。


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地殻は「プレート」でできている

地殻は「プレート」と呼ばれる巨大な岩盤に分かれています。プレートは大きなパズルのピースのように地球を覆っていて、毎日少しずつ動いているのです。この動きが地震の原因になります。


地震が起きる3つの原因

1. プレート同士がぶつかる

日本は「太平洋プレート」や「フィリピン海プレート」など、複数のプレートがぶつかり合う場所に位置しています。プレートが押し合うことで、エネルギーが溜まり、限界を超えたときに一気に解放されます。

例:東日本大震災(2011年)
これは海のプレートが陸のプレートに沈み込むときに起きた巨大な地震です。


2. プレートが引き裂かれる

プレートが引っ張られて引き裂かれるときにも地震が起こります。この場合、地面が突然裂けたり、沈み込んだりします。

例:中央構造線付近の地震
日本の内陸で起きる地震の一部は、この仕組みが原因です。


3. 活断層が動く

地表や地下には「断層」と呼ばれる割れ目があります。この断層が何らかのきっかけでずれると、その揺れが地震になります。

例:熊本地震(2016年)
活断層が動いたことで、強い揺れを引き起こしました。


地震波とは?

地震が起きると、地下で発生したエネルギーが「地震波」となって地表に伝わります。この地震波には2種類あります。

  1. P波(初期微動):速い波で、最初に伝わる揺れ。揺れが小さいのが特徴です。
  2. S波(主要動):P波の後に伝わる波で、大きな揺れを引き起こします。

地震計でこれらの波を観測することで、地震の規模や震源地を特定します。


地震を予測するのは難しい

現在の科学では、地震が「いつ」「どこで」起きるか正確に予測することは難しいです。しかし、地震が起きやすい場所や規模の大きな地震が起きる可能性については、長期的な観測である程度わかっています。そのため、普段から防災意識を持つことがとても重要です。


まとめ

地震が起きる仕組みをまとめると、以下のようになります:

  1. 地球の地殻はプレートでできている。
  2. プレートの動きや活断層のズレによってエネルギーが解放されると地震が起きる。
  3. 揺れは地震波として地表に伝わる。

地震は自然現象なので完全に防ぐことはできませんが、仕組みを知ることで正しい備えができます。日頃から防災グッズを用意しておくなどの対策をしておきましょう!

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