
ポーカー(テキサスホールデム)において、**プリフロップ(最初のアクション)**は勝敗を大きく左右する重要な局面です。
どのハンドでレイズすべきか、どのくらいの額をベットすべきか悩むことも多いでしょう。
本記事では、ハンドごとの最適なアクションやレイズ額を分かりやすく解説します!ぜひ参考にしてください。
目次
ハンドレンジ表
オープンレイズ額(目安)
- 黒色:2.5BB~4.0BB
- 赤色:2.5BB~3.5BB
- 黄色:2.5BB~3.0BB
✅ プリフロップの基本戦略
1. ハンドの強さを判断する
プリフロップでは、ハンドの強さによって以下の3つのアクションを選択します。
- レイズ(Raise):強いハンドで積極的に攻める
- コール(Call):ミドルレンジのハンドで様子を見る
- フォールド(Fold):弱いハンドはすぐに降りる
2. ポジションごとのアクションを考慮する
ポーカーでは、自分の座っている位置(ポジション)が重要です。
- アーリーポジション(UTGなど):慎重にプレイ(強いハンドでのみ参加)
- ミドルポジション(MP):少し広めにハンドを選択
- レイトポジション(CO・BTN):幅広いハンドでアグレッシブにプレイ
🃏 プリフロップでの推奨アクション【表で解説】
オープンレイズ(誰もまだ参加していない場合)
ハンドカテゴリー | 代表的なハンド | 推奨アクション | 推奨レイズ額 |
---|---|---|---|
プレミアムハンド | AA, KK, QQ, AKs | レイズ(積極的に参加) | 2.5〜4BB |
強いハンド | AQs, AJs, KQs, JJ, TT | レイズ(状況次第でコールも可) | 2.5〜3.5BB |
ミドルハンド | ATs, KJs, 99, 88, 77 | レイズまたはコール | 2.5〜3BB |
スモールペア | 66, 55, 44, 33, 22 | コールまたはフォールド | なし |
スーテッドコネクター | 98s, 87s, 76s | コール(ポジション次第) | なし |
その他のハンド | J9o, Q8o, 72oなど | フォールド | なし |
※BB(ビッグブラインド)はベット額の基準単位です。
誰かがレイズしていた場合の対応(リレイズ or コール)
相手のアクション | 自分のハンド | 推奨アクション |
---|---|---|
1人がレイズ(標準的な額) | AA, KK, QQ, AKs | 3ベット(リレイズ) |
1人がレイズ(小さい額) | AQs, JJ, TT | コールまたは3ベット |
1人がレイズ(大きい額) | 99以下, AJs以下 | フォールド推奨 |
すでに2人以上がレイズ | QQ以下, AK以下 | フォールド推奨 |
💰 レイズ額の決め方(オープンレイズ編)
プリフロップでのレイズ額は、通常 「2.5〜4BB」 が推奨されます。
基本ルール
- ノーリミットホールデムでは、オープンレイズは 2.5〜3BB が主流
- **ディープスタック(チップが多い状況)**なら 3.5〜4BB もあり
- 相手がルース(広い範囲で参加)なら少し大きめにレイズ
- 相手がタイト(慎重)なら標準的なレイズ額
例:
- ブラインド 50/100 の場合 → 250〜300(2.5〜3BB)
- ブラインド 100/200 の場合 → 500〜600(2.5〜3BB)
🎯 プリフロップの戦略まとめ
✅ 強いハンドは積極的にレイズ(特にポジションが良い場合)
✅ ポジションを考慮してプレイの幅を調整
✅ 誰かがレイズしていたら適切な対応を選択
✅ レイズ額は2.5〜3BBが基本、相手次第で調整
プリフロップ戦略をマスターすれば、ポーカーの勝率が大きくアップします!
まずは、表を参考にしながら実戦で試してみましょう🔥